会社案内

天保元年（1830）	初代・河村重吉が陶器商をはじめる屋号はカネジュウ
嘉永2年（1849）	現在の元浜町（北呉服）に店舗を構える明治中頃、二代目・河村重吉　店舗を南呉服（現在の元浜町）へ移転する
昭和40年（1965）	法人化　有限会社かわ重商店　設立
昭和61年（1986）	店舗前の町家を改修し「涼風亭」とする
昭和63年（1988）	蔵作りと歌舞伎をモチーフに店舗を改修
平成8年（1996）	株式会社に組織変更
平成27年（2015）	店主が五代目・河村重吉を襲名

江戸末期の天保元年（1830）、現在の彦根市川瀬馬場町で手広く廻船業を営んでいた川村藤五郎の六男・重吉が、長浜で茶わん屋をはじめました。重吉は食器を天秤棒でかついで湖北や北陸に行商に行き、その礎を築きました。

以来、明治・大正・昭和・平成と時代の流れの中で様々に変わる人々の暮らしを見つめ、その時々の暮らしを彩る器の発信と各種ギフトシーンでの提案を中心に、ここ湖国長浜の地で商いを続けています。

また、地域に根ざした活動として長浜の町衆文化の華であり、国の重要無形民族文化財にも指定されている「長浜曳山祭り」では、呉服町組「常磐山」の一員として、代々店主をはじめ店をあげてお祭りに奉仕してきました。

時代とともに“ヒト”や“マチ”の顔は変わっていきますが、その変化の中にも決して変わらず脈々とこの地に息づいてきた“ひと”を想い、“まち”を想う心とともに、これからもあゆみを重ねていきます。